■自己紹介
・愛知県のゲーム系専門学生
Twitter→https://twitter.com/kyoro1192
・ドット絵と野球が好きな人間
・2019東京ゲームショウアマチュア部門最終選考入りした作品(STARROLLの作者の一人)
作品の動画→https://www.youtube.com/watch?v=44JJRmWt9uI
↑今冬リリース予定↑
〇初めに
まずはこのような記事に目を通していただきありがとうございます。この記事はあくまで僕個人のプレゼンのやり方なので鵜呑みにせず、参考程度に見ていただけると幸いです。(;・∀・)
■プレゼンとは?
プレゼンは、制限された時間内に伝えたいことを多くの人に伝えるもの!
企業などでは、自分の企画、開発した商品などを実際に商品化、販売してもらうために、その商品がどういう理由で売れるのかを伝える必要があります。そこで行われるのが主にプレゼンだと私は勝手に思っています。
そこで、今回はタイトルの通りゲーム系プログラマ向けに、自分なりのプレゼンの作り方を紹介していきます。
■プレゼンの作り方を考える
〇やっちゃいけないこと
1.操作説明
聞く側にとっては苦痛な時間でしかない。なぜなら、操作説明をされても覚えきれないし、手元にゲームがあってプレイできるわけではないので、基本的には無駄でしかないと僕は思います。(操作性が売りのゲームでは別ですが…)
2.ハードルを上げる
アドリブでやりますとか言わない。最初に言ってしまうと、「こいつできる奴だ!」と思われるもしくは、「練習してないのかよ。」と、悪いイメージを持たれることが多いのでやめましょう。
3.カンペ朗読会の開催
これは、一番やっちゃいけないやつかもしれません。明らかにカンペばかり見てしゃべっていると印象も悪いですし、なにより伝えるためのプレゼンなので、できるだけ聞き手のほうを見るようにしましょう!
コツとしては人は見ずに壁のシミなどの他の物を見るといいと思います!僕はプロジェクターのボタンとか見てました。
4.バックミュージックを流す
「流す人いるの?」って思う方もいると思います。いるんです。流すこと自体は別に悪いことではないと思うのですが、プレゼンより曲を聞いてしまう場合や、曲で声が聞こえないって場合もあるので特に意味がなければ流さないほうがいいでしょう。
5.スライドの背景が派手
よくスライドの背景が明るすぎるものや、ゲームのタイトル画面もしくはゲーム画面だったりする人がいますが、スライドの可読性が損なわれるほど派手なデザインは避けましょう!プレゼンのスライドは見やすさ重視が基本です。
6.アニメーションの多様
僕自身もアニメーションばかりつけていたことがありました。高校生のとき、企業や全校生徒の前でプレゼンすることがあったのですが、アニメーションを多用すると、次どんなアニメーションあったっけと考えながらプレゼンすることになって案の定テンパってアニメーションと話の内容がめちゃくちゃになって辛い思いをしました。なので個人的にアニメーションは、動きで人の目線を引き付けたい時のみ使うようにしましょう!
7.ぶっつけ本番
緊張しまくります。練習した分だけ緊張が少なくなると思います。でも練習したくない人がほとんどだと思います。僕もそうです。僕の場合は頭でシュミレーションをするようにしています。声に出して練習するのが一番効果的ですが…
〇やると効果的なこと
1.デザインの統一
これは効果的というより基本的なことです。スライドのレイアウトが毎回バラバラだったり、基本色が変わっていたりすると、聞き手はスライドを追うので精一杯になってしまいます。
2.デスクトップの背景はデフォルトかシンプルなもの
図1)
僕はいつもプレゼンのときのデスクトップ背景はこれにしています。ミスってデスクトップが出た場合に自分の嫁とかが映ったら会場が凍ります。僕はあえて最初に見せて、聞き手の自分に対するハードルを下げています。多分下がってる…良かったら使ってみてください(=゚ω゚)ノ
3.動画はループさせる
ゲームの仕様や、ギミックなどの説明で動画を流して説明するということがあると思います。そこで動画をループ再生設定しておくと、説明が長くなって動画が止まってしまって、説明がしづらいってことがなくなると思うのでループはおすすめです。
図2)
青枠内の停止するまで繰り返すのチェックをつけることで、選択している動画がループ再生されるようになります。
4.伝えたいことは1スライドで1つ
1スライドのテーマを決める。テーマを決めてスライドを作ると話しやすいですし、聞いている人も、話の内容を理解しやすいと思います。
■実際に作ってみる
〇僕がスライド作るときにやること
1.タイトル
①ゲームのタイトルもしくは、今回話す事柄
②プレゼンター(前に立って話す人)の名前
図3)タイトルの一例
割と見やすいと思います。ゲームの名前は気にしないでください。
タイトルって意外に大事なんです。図3では、「超本格RPGをプログラム初心者が作ったの?!」と思わせるようにこのようなタイトルとサブタイトルにしました。ちょっと聞いてみたいなと思いませんか?
ここで聞き手は、あなたのプレゼンに対して興味を持ってくれると思います。
2.ゲームの内容紹介
Q.いきなりですが、どちらのほうがいいですか?
Bでもいいですが、ここではAのほうが良いと思います。なぜなら、聞き手はAのほうが今から紹介するゲームの内容を想像してくれるからです。どんな敵が出るのかは、後のスライドで詳しく話したほうが話しやすいですよね。
3.ゲームを作るうえでのノウハウ紹介
今回のスライドはプログラミング初心者がRPGを作ったというのが聞き手の認識です。
聞き手はゲームの紹介よりも、どうやって作ったのか?どんなツール使ったのか?自分もできるんじゃないか?といったことが気になっていると思います。そこでノウハウを紹介すればもう聞き手はあなたのプレゼンに興味深々になっていることでしょう。
なのでゲームの紹介ばかりではなくノウハウも紹介することをお勧めします。
■お疲れさまでした!
今回は、ゲームプログラマ向けのプレゼンの作り方について紹介しました。あんまり需要がない気もしますが参考になる方がいれば幸いです。(*‘ω‘ *)